京都に恩返しを。その思いが働く充実感につながっています。

京都に恩返しを。その思いが働く充実感につながっています。

京都に恩返しを。その思いが働く充実感につながっています。

このストーリーのポイント

  • 食の地産地消に力を入れるマツモトに惹かれて入社
  • 若手に大胆に仕事を任せる風土
  • 最年少店長として地域で最も愛される店舗づくりを

京都生まれの京都育ち。大好きな京都に恩返しをしたいとの思いでマツモトに入社する。現在は最年少の店長として業務に当たる。楽しく働ける店舗であればお客様にも楽しんでいただけるとの信念で、日々の業務に汗を流す。

PROFILE
株式会社マツモト

九里 尚哉

店長

2010年入社/経済学部経済学科卒

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本部研修、店舗実習を経て大原野店の日配部門に配属される。翌年、千代川店で日配部門チーフに。5年目に青果部門に異動し、翌年は青果部門チーフに。副店長を経て2021年、宇治西店で店長に昇格。社内で最も若い店長として、存分にリーダーシップを発揮している。

経営陣との距離の近さに惹かれて

学生時代は1回生から4回生まで、ずっとスーパーマーケットでアルバイトをしました。友人の紹介で始めたもので、想像以上に楽しかったことから長く続けられました。一番よかったのは、アルバイトでありながら売場づくりを任せてもらえたことです。特売日など、お客様のことを思い浮かべながら陳列を考えました。狙い通りに商品が売れ、お客様から「もう売り切れたの」という声を聞くのは最高に気持ちよかったです。自分で工夫して売る感覚を学べたと思います。

スーパーマーケットでのアルバイト一筋でしたから、就職活動も流通業界を志望したのは自然なことでした。他にもメーカーの営業職なども受けてみたものの、自分の持ち味であるコミュニケーション力を発揮するには、日常的に多くの人とじかに接する機会のある小売業が最も向いていると感じました。
「食」は私たちの生活に必須で、毎日買うものです。衣食住の中で、衣も住も毎日買うわけではありません。生活に最も身近な存在である「食」に携われるのも、スーパーマーケットならではの魅力だと感じました。

内定は数社からいただきました。その中でマツモトに決めたのは、やはり地元・京都のスーパーマーケットだという点です。私は京都生まれの京都育ち。社会人になったら京都に恩返しをしたいという気持ちはずっと持っていました。マツモトは食の「地産地消」に力を入れており、仕事を通じて京都の人々に寄り添えると思ったのです。
職場がアットホームなのも決め手となりました。従業員さんはみんな明るく前向きで、職場には強い一体感がありました。また会長や社長が常に売場に足を運び、コミュニケーションを取っていることも素晴らしい点です。経営陣との距離が近く、風通しのよさは大きな魅力だと思いました。

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工夫次第で売場はどんどん変えていける

入社して配属されたのが、日配部門です。日配とは豆腐や牛乳、練り物、麺類、パン、スイーツなどの食品のこと。幅広い商品を扱うことが特徴です。まず担当としてスタートした後、2年目にはチーフとなりました。
会長からよく言われたのが「ワクワクドキドキする売場をつくろう」ということでした。お客様がパッと見て楽しく感じ、すぐに商品に手を伸ばしてくれる、そんな売場が成功のポイントです。もちろんマツモトとしての売場の基本的なルールはありますが、それを守った上ならば、どんどん挑戦させてくれるのがマツモトのよいところ。地域密着の店舗運営が強みですから、その地域のお客様のニーズに合わせた独自の売場づくりが可能です。マツモトの店舗は全部で25ありますが、それぞれに明確な個性があるのもそのためです。その地域ならではの「ワクワクドキドキ」を追求する面白みがあります。

売場づくりで印象深かったのは、荒塚店の日配チーフとしてアップルパイの企画に取り組んだことです。ちょっと高めの商品で、普段は1日2、3個しか売れません。店長も「高いからあまり売れない」と口にしていました。しかし私は工夫次第でもっと売れるのではと考え、入り口の目立つ場所に陳列し、POPも目を引くように工夫しました。すると1日でなんと100個近くも売れたのです。ほぼ完売という成果には私自身驚くとともに大きな達成感を得ました。
いい商品ならば、売り方を工夫することでいくらでも売れるということを実感し、自分で考えて売上という結果に結びつける面白さを味わいました。

入社5年目、上桂店に異動すると同時に青果部門の担当となりました。部門が変わると、ゼロからの再スタートに近い感じとなります。新入社員に戻った気持ちで基本から学んでいきました。大変ではあるのですが、おかげで商品の知識や仕事の知見が広がりました。
青果の場合、雨で野菜の入荷が少なくなるなど、なかなか計画通りに売場をつくれないという難しさがあります。価格も日々変わりますし。従って売場に求められるのは、どんな状況にも臨機応変に対応する力です。青果部門への異動で私はそんな力を身につけることができました。
またそれまではチーフだったのに対し、再び担当になったことで、改めて人に教わることも大切さを確認できました。ベテランの従業員さんはノウハウの宝庫です。わからないことは素直に教えを請うためにも、普段からコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築いていくことを心がけました。

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主役は従業員、店長はそれを支える裏方

現在私は宇治西店の店長を務めています。
初めての店長ということでワクワクすると同時に、大きな不安もありました。店長というのは一国一城の主。しかもマツモトの店長は、何十億という売上、そして店によっては200人近い従業員をまとめていかなければなりません。果たしてキャリアの浅い自分にそんな大役が務まるか、自信が持てなかったのです。
しかし宇治西店に赴任し、戸惑いながらも店長としての仕事を進めていくうちに、店長がすべてを背負うのではなく、むしろ店長がいなくても何ごともなく機能する店舗にすることが店長の仕事ではないかと思うようになりました。そのためには従業員が楽しく、明るく、安心して働ける環境づくりこそが重要になります。その前提として私は、従業員との信頼関係づくりに最も力を入れています。

すべての従業員が前向きになって、満足度高く働いてくれる店舗が私の理想です。お客様が喜んでくれるには、まず従業員が喜びを感じながら働くことが必要でしょう。そこで私は、従業員1人ひとりへの声かけを大切にし、ほめるようにしています。人は“見られている”とわかると、頑張れるものです。声をかけるということは、店長である私がしっかり見ているよというメッセージを伝えることにもつながるでしょう。
店舗の主役はあくまでも従業員です。店長である私は、その主役を輝かせるための黒子でありたいと考えています。

今の一番の喜びは、若手の成長です。若い社員が多い店舗で、チーフになりたての社員も少なくありません。そうした若手には売場づくりを任せ、自分のやりたいように挑戦させています。もちろんうまくいくこともあれば、失敗することもあります。どんなときでも変わらず私は声をかけ、アドバイスを送るようにしています。
かつて私が売場づくりを大胆に任されてアップルパイの企画に挑戦させてもらったように、今は私が若手の背中を押しています。

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地域のマツモトファンを増やしていきたい

私はマツモトの最も若い店長ですから、あくまでチャレンジャーです。まずは地域密着のスーパーマーケットとして、常にお客様に選んでいただける店舗を目指します。周囲に競合店の多い激戦地帯ですので簡単なことではありませんが、1人でも多くのマツモトファンを増やしていこうと考えています。
その先については店舗を離れ、仕入れ(バイヤー)や教育の仕事に携わりたいと思います。幅広い仕事を経験することで、自分の可能性も広げていけたら嬉しいですね。

生まれ育った京都に恩返ししたいというのが就活中の私の想いでしたが、マツモトでの仕事を通じてまさに地域貢献の手応えを実感します。例えば京野菜は他のスーパーも当然扱っていますが、マツモトの場合、地元の農家さんが朝採れた京野菜を店舗に持ってきて、並べてくれるのです。それを地元のお客様が手に取って買ってくださる。これ以上ない地産地消のやりがいを感じています。

マツモトのカルチャーはとても温かく、アットホームです。わからないことがあれば必ず誰かが声をかけて手を差し伸べてくれるし、職場の全員が見守ってくれます。仕事や商品の知識などは自然に身についてきますから、心配は要りません。
京都が好きで、京都のために尽くしたい人、地域貢献を実感したい人は、ぜひマツモトで働いてみませんか。心から歓迎します。

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