誰にとっても働きやすい会社。自分らしいワークスタイルで、成長を続けたい。

誰にとっても働きやすい会社。自分らしいワークスタイルで、成長を続けたい。

誰にとっても働きやすい会社。
自分らしいワークスタイルで、成長を続けたい。

このストーリーのポイント

  • 自分の強みを身につけたいと考え、文系でソフト技術者の道に進む
  • 3人の子どもを育てながら、柔軟な働き方で仕事を続ける
  • アイシン・ソフトウェアだから成長できたという実感

子育てしながら働くことは、決して特別なことじゃない。ここでは誰もがそう思っているから、自然な形でキャリアを重ねることができる。

PROFILE
アイシン・ソフトウェア株式会社

棚橋 奈々

基盤技術開発部
第1基盤開発室
第3グループ(2023年9月時点)
2009年入社

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愛知県出身。教育学部卒。入社後、複数の部署を異動して様々な経験を積み、現在に至る。小4、小1、1歳の3人の男の子の母親。

定年まで正社員として働きたい

高校時代は何も部活をしていなかったので、大学時代はその分、部活に打ち込んでみようと思い、ラグビー部に入ってマネージャーになりました。身近で一緒に頑張っている仲間のことを本気で応援する経験はとても楽しく、勝っても負けても、たくさんの感動を味わいました。ラグビーは怪我の多いスポーツで、選手が万全の状態でそろうだけでも大変です。ポジションをやりくりしながら、今できることに対して全力を尽くそうとする選手たちの姿は素晴らしかったです。

学んでいたのは愛知県内の大学です。教育学部に所属していました。特に教師を目指していたというわけではなく、せっかく大学で学ぶなら何か資格を得たいと思って選んだのが、教育学部でした。
文系ですから、企業への就職となると事務系の仕事が中心でした。ただ私は定年まで正社員として働きたいと思っていたので、何か自分の武器になるものを身につけたいと思い、技術系の仕事に挑戦しようと考えました。そこで選んだのが、アイシン・ソフトウェア株式会社だったのです。

愛知県と言えば、やっぱり自動車業界です。小学校の遠足では自動車工場へ見学に行きましたし、私の身近にも自動車関連の仕事に就いている人がいて、その姿には憧れていました。自分も就職するなら自動車業界と思っていたので、「理系の仕事×自動車業界」という点からも当社を選択するのは自然なことでした。

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学生時代の4年間より社会人の1年間

もし教師になるなら理科の先生に、と思っていた時期もあって、理系の分野に抵抗はありませんでした。とはいえプログラミング等の勉強は何もしていなかった自分がIT系の企業に飛び込んでいくことに、不安はありましたが、入社前から専門書に目を通すなど、自分なりに勉強に打ち込みました。
心の中にあったのは、学生時代の4年間の学びより、社会人としての1年間のほうがずっと多くのことを学べるに違いないという思い。これから40年間、社会人生活を送っていく上で、学生時代の専攻はハンデにもアドバンテージにもならないと考えていました。

入社して最初に担当したのは、車のサイドミラーについているカメラの画像を制御するシステムの開発でした。ゼロからの開発ではなく、既にあるシステムの改修でしたので、システムの全容を知る上でも特に戸惑いはありませんでした。
とはいえ知識も経験もまるで足りない中での取り組みでしたので、基礎から先輩に教わりながら、OJT的な要領で仕事を進めました。

このシステムが完成し、市販車に搭載された時のことは今でも鮮明に覚えています。やはり自分の携わったシステムが世の中に出ていくというのは、ホッとすると同時に大きな喜びでした。
自分の開発したソフトがちゃんと動き、ECU(Electronic Control Unit)の評価でも問題はなく、無事に車に搭載されて出荷するところまで行ったことで、一つの自信を得たのは間違いありません。この会社でソフトウェアの技術者としてやっていける、定年まで働けるという手応えのようなものが得られたと思います。

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無理なく成長できる環境がある

その後、いくつかのプロジェクトを経て現在の仕事を担当するようになりました。担当することになったのは、各種のアプリケーションが稼働するためのプラットフォームを構築する仕事です。例えば窓の開閉は運転者の指示に基づいてアプリケーションが行いますが、そのアプリケーションの命令に従ってマイコンが正しく作動するようにするわけです。よく言われるのは、アプリケーションが主役だとすれば、それを支える縁の下の力持ちということです。
苦労したのはマイコンに精通することでした。アプリケーションの開発者がマイコンを意識しないでも済むよう、プラットフォーム側が気を使わなくてはなりません。そのために私たちはマイコンに精通している必要があり、新たにハード面の知識を身につける必要がありました。それまでアプリ層の開発をしていた私には学ぶことが非常に多く大変でしたが、これも日々の勉強の積み重ねで、自分のものにしていくしかありませんでした。

文系出身の私が、時には悪戦苦闘しながらも、このようにソフトウェア技術者としてキャリアを重ねてこられたのは、アイシン・ソフトウェアだからだと断言できます。間違いありません。
新卒として一緒に入社した女子は全部で8名。現在ではそのうちの6人が残っています。この離職率の低さは、IT業界ではかなりレアではないでしょうか。ですから私が特殊なケースではなくて、女性技術者が自然に活躍できる環境が当社にはあるということです。
出産して育児休業を取得しても、同じ部署に復職できるように配慮してもらえたり、妊娠の報告をすると「いつ戻ってくるの」という問いが自然に返ってきます。女性技術者にとっては出産前後でキャリアが途切れることへの不安は大きいと思いますが、当社の場合、そんな不安とは無縁です。

もちろん仕事の面でも、男女の違いはまったくありません。性別や年齢に関係なく、チャレンジしたいことには積極的にチャレンジさせてくれる風土があります。希望する業務についても、週に一度、上司とのチャットで気軽に言える場があります。もちろん全てがかなうわけではないですが、「やりたい業務はありますか」と耳を傾けてくれるのは、とてもありがたく思っています。
当社には技術が好きな人たちが集まっていて、仕事とは別に、自分の好きなアプリケーションを開発して楽しんでいる仲間が珍しくありません。こうした技術好きな仲間が周囲にいることも、自然に私の成長を促してくれていると感じます。

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自分らしい柔軟な働き方を

現在私には、3人の男の子がいます。
当社では子どもが小学校6年生まで時短勤務できる制度があり、一番下の1歳の子が6年生になるまで、目一杯この制度を利用するつもりです。一般的に見ても長期間利用できるため、とても助かっています。
時短勤務の時間も、それぞれの都合に合わせて設定できます。私の場合ですと朝は定時の8時半に出勤し、15時半に退社する形です。人によっては出勤時間を遅くする形での時短勤務も可能です。
また、フレックス勤務制度も利用しています。例えば夏休み期間中は子どもを学童保育に送っていかなくてはなりませんが、お弁当を用意して、支度をして、やっと出発できたと思ったら道がひどく渋滞していてというような場合でも、フレックス勤務制度を利用することで対応できます。

在宅勤務制度もあり、決められたルールの中ではありますが、自宅で働くこともできます。時期や仕事内容にもよりますが、今は上司と相談し2週間に一度程度のペースで出社しています。在宅勤務のおかげで、通勤時間が不要になり、その分子供や家庭のことに使える時間が増えました。
加えて、離業制度も組み合わせることで、子どもが突発で熱を出しても、保育園のお迎えや通院の対応が業務の途中でもできるので、とても助かっています。

こうした制度が整っているため、当社では子育てしながらも無理なく仕事が続けられるのです。他にも私のように3人の子どもを育てている同期がいて、彼女も私のように柔軟な働き方を実践しています。一人ひとりの状況に合わせて柔軟な働き方を選べることが、当社の大きな魅力です。

女性が働きやすい会社は、男性も働きやすいのは間違いありません。フレックス制度等は男性にとってもメリットがありますし、6ヵ月の育児休業を取得する男性社員もいます。男女に関係なく、誰にとっても働きやすい会社であるのは間違いないと思います。ぜひこの点はアピールしたいと思います。

就職活動中に考えていた、定年まで正社員として働きたいという思いは、今も変わりません。ですから今後もアイシン・ソフトウェアで技術者としてキャリアを重ねていくつもりです。
今は子育てとの両立が一番大切ですが、一段落したら新しい技術を採用した製品の開発などにも挑戦したいと考えています。いずれフルタイムでの勤務に戻り、子育てに手がかからなくなったら、改めて自分のキャリアについて見つめ直してみたいと思っています。

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