最高の旅も、最高の仕事も、中心にはいつも「人」がいる。入社3年目の私たちが語る、日本旅行のリアル。
最高の旅も、最高の仕事も、中心にはいつも「人」がいる。入社3年目の私たちが語る、日本旅行のリアル。
このストーリーのポイント
- 「人」に惹かれて集まった、多様なバックグラウンドを持つ仲間
- 「あなただから」と任される責任が、大きな成長につながる
- 嬉しい時も、苦しい時も。一番の味方でいてくれる同期の存在
日本旅行での仕事は、旅行会社という言葉からイメージされるものよりはるかに幅広い。今回は、そんなギャップを楽しみながら最前線で活躍する2023年入社の同期4名が、仕事のやりがいや会社の魅力などについて語り合った。
株式会社日本旅行
上本 誉
北九州支店
2023年入社
経済学部経営学科卒

山口県出身。「毎日下関市の実家から海底トンネルを通って通勤しています」
永見 玲奈
新宿法人営業部
2023年入社
文学部英文学科卒

兵庫県出身。「社会人になって上京しました。3年目の今も満員電車は苦手です」
浅野 真輝
姫路支店
2023年入社
社会共創学部地域資源マネジメント学科卒

大阪府出身。「姫路は意外と都会で、にぎわっているところが気に入っています」
北波 彩花
京都四条支店
2023年入社
文学部英語英米文学科卒

兵庫県出身。「支店の前は外国人観光客であふれ、最初は、まるで海外みたいと驚きました」
決め手は「事業の可能性」。私たちが“旅行だけじゃない”会社を選んだ理由。
──皆さんの就職活動を振り返ってください。
永見 私は学生時代の接客バイトで、お客様の笑顔に触れるたびに自分の行動で誰かに喜んでもらうことにやりがいを感じて、自分の作ったものでもっと多くの人を笑顔にしたいと思ったのが、旅行業界に興味を持ったきっかけだよ。
北波 私も永見さんと同じで、飲食店のホールスタッフとしてお客様と直接話せるのが楽しかったことがきっかけです。
浅野 そうなんだね。僕は最初、業界を絞らずに就活を始めたよ。僕の大学は地方にあって、日本の地方には色んな魅力があるから、それを発信できる仕事がしたいなって思ったんです。その想いを実現できる舞台として旅行業界に関心を持つようになりました。最終的に日本旅行を選んだ決め手は、ソリューション事業に力を入れていたことかな。地方創生に深く関われる点にすごく魅力を感じたよ。
上本 事業の幅広さは日本旅行ならではの大きな魅力だよね。僕も最初は旅行業界にあまり関心がなくて、偶然受けた1社が日本旅行だったんだ。そこで驚いたのが、新型コロナワクチンの接種会場の運営を日本旅行がやっていたことだった!
浅野 ツーリズム事業だけじゃないっていうのは、学生からすると衝撃だよね。
上本 そうそう。最初は「なんで旅行会社が?」って戸惑ったくらい。でも、話を聞くうちに、それが旅行事業で長年培ってきた企画力や運営ノウハウの賜物であることを知り、既存の枠にとらわれず社会課題の解決に貢献できる、その可能性に惹かれて入社を決めました。
永見 確かにそこは魅力だよね。決め手で言うと、私の場合は社員の雰囲気に惹かれたことが大きいかな。説明会で社員の人たちが楽しそうに話していて、その自然な笑顔から、風通しの良い穏やかな社風が見えたんだ。ここなら自分らしく働けそうだなって感じて、入社を決めたよ。
北波 私も最終面接まで他社と迷っていたんだけど、最後の決め手になったのが日本旅行の「働く環境」の魅力で、この印象は入社後も全然変わらないです。例えば会議で初めて会う別の支店の人とも、すごく親しく話せるの。社員一人ひとりの人柄の良さは、日本旅行で働く上で一番の魅力だと感じているよ。

幾多のハプニングを乗り越えて。あの日の達成感が、今の私を支えている。
──お仕事内容と、これまで印象的だったことを教えてください。
上本 僕は北九州支店のセールスとして、一般企業から教育関係、自治体や官公庁といった公務領域まで、幅広く担当しています。
北波 私がいる京都四条支店は一般企業と教育、公務で課が分かれていて、私はその中で一般企業の方々をサポートしています。具体的には、企業の節目を祝う周年旅行とか、社員の皆さんの絆を深める慰安旅行みたいな案件が中心だよ。
永見 私も北波さんと同じで、一般企業のお客様を相手にセールスから添乗、精算までを担当しています。それに加えて、海外からのお客様の会議や報奨旅行とか、インバウンドMICE(マイス)事業にも携わっているよ。
浅野 みんなの支店では教育も担当しているんだね。姫路支店では教育は扱っていないから、一般企業と公務を担当しています。そして、地域の特性上、大企業ばかりではないから、バス1台で巡るような、お客さん一人ひとりの顔が見える小規模な旅行も数多く手がけているよ。
北波 公務の案件は自治体の予算が絡むこともあって、関係各所との調整が大変だよね。でも、それを乗り越えた先にある社会貢献、地域貢献こそがこの仕事の醍醐味だと思う。私が印象に残っているのは、社会問題になっているオーバーツーリズムの対策事業に携わったことかな。国内外から京都を訪れる観光客の人たちに、マナーやモラルを守りながら京都観光を楽しんでもらうためにキャンペーンを展開したんだけど、システム会社と協力して作り上げたキャンペーンシステムの利用者が増えていくのを見た時は、自分の仕事が社会を良くしているんだと実感して、大きな達成感があったよ。
浅野 自分の仕事が社会に広く影響を与えていくっていうのは、公務ならではのやりがいだよね。僕はあるイベントのプロモーションに関わったんだけど、姫路支店だけじゃなく他の部署にも協力してもらって、一丸となってやり遂げることができた。その瞬間の達成感の大きさは忘れられないな。上本くんも公務の大きな案件を担当していたよね。
上本 そうそう。公務ならではのやりがいは、みんなと同じく僕も実感しているよ。僕が携わったのは、国民スポーツ大会関連の事業だったんだ。選手のためにバスやタクシーの手配に奔走して、正直、当時の記憶が飛んでしまうほど怒涛の日々だったよ。でも僕は集中して何かに取り組むのが得意な方だと思っているから、自分ならではの強みを活かせたかなと感じています。九州はこういうイベントが比較的多くて、その後の似たような案件ではこの時の経験が活きているよ。
永見 案件が大きいからこそ、成長できる幅も大きいのが日本旅行の魅力だよね。私が印象に残っているのは、海外から830名ものお客様を招いたインセンティブツアーです。まだ配属されたばかりの頃で、オペレーションの難しさや課題の多さに本当に目が回るような毎日で。
出発前には予定していなかったんだけど、飲料水を1,000本用意してほしいという依頼があって市内のスーパーからかき集めたり、天候の都合で中止になったアクティビティの代替案を用意したり、ハプニングの連続だったよ。
北波 それは大変だったね。想定外の出来事って、私たちの仕事につきものだよね。
永見 そうだよね。そういう状況にどう対応していくかが、旅行会社として真価が問われる場面だから、先輩たちの動き方を間近で見られたことは、本当にいい勉強になりました。

「旅行に詳しくなくても大丈夫?」その不安、私たちが払拭します。
──入社前後にギャップや成長を感じた点はありますか。
北波 旅行以外の業務が多いことには驚いたかな。学生時代は、旅行会社の仕事って旅行を提供することだと思っていたけど、本当に色々な分野の業務があり、さっき話したオーバーツーリズム対策の案件でも、アプリを開発するためにシステム会社の人と協力したり、活躍のフィールドは想像以上に広いなと感じました。違う業種のプロと意見を交わす中で、自分の専門性も大きく広がっていく実感があったよ。
永見 私もそれは感じる。1つの旅行を実施するまでに、こんなに膨大なプロセスが積み重ねられているのか!と、衝撃を受けました。旅行会社の仕事というと添乗のイメージがあるかもしれないけれど、出発までには手配内容を何度も確認したり、参加者数が変わるたびに予約人数やレイアウトの変更に対応したり、帰ってきてからは精算業務もある。本当に地道な作業がたくさん。こういう地道な作業があってこそ、最高の旅が生まれるんだって知ったよ。浅野くんはギャップを感じた点はある?
浅野 僕はもともとそんなに旅行経験が豊富じゃなかったから、旅行の知識が浅いことに不安を感じていたんだけど、日本旅行は研修が充実してるから、「入社してから学べばいい」というスタンスに懐の深さを感じました。いい意味でのギャップだったかな。
上本 僕は、ソリューション事業に惹かれて入社したんだけど、実際に業務に携わってみると、旅行会社として100年以上かけて培ってきたノウハウがあってこそ、質の高いソリューションが提供できるんだって気づかされたよ。
永見 さっきのワクチン接種事業は、まさにその典型だよね。
上本 そうだね。よく「旅行会社がなぜ?」って聞かれるんだけど、急にワクチンの接種を行わなければいけなくなった自治体の課題やニーズにお応えして、人や施設を手配するという点で、旅行もソリューションも同じなんだと実感しました。それでお客様の課題解決や業務負担の軽減につなげていくことが、僕たちのやるべきことなんだって改めて認識しているよ。
北波 お客様と接する時のホスピタリティの精神は、旅行に携わっているからこそ身についたし、それはソリューション事業をやる上でも強みになるよね。「旅行」で培ったノウハウが、地域社会の課題解決にも繋がっている実感があるかな。成長した点ではどうですか?
永見 成長っていう点では、1年目から責任のある仕事をどんどん任せてもらえるのが嬉しいよね。もちろんプレッシャーは大きいけれど、いつも先輩たちが見守ってくれています。「失敗を恐れず、まずやってみよう」っていう、挑戦を後押しする社風が日本旅行にはあると思う。
浅野 僕も旅行の知識に自信がないなかで、1年目から戦力として期待されたことにはプレッシャーを感じたこともありました。お客様からの質問に答えられず、正直に「すぐに調べて答えます」って伝えたことも一度や二度じゃなかったよ。でも、その一つひとつの誠実な対応の積み重ねで、だんだん自信がついてきたように感じる。そして、任せて育てるカルチャーが、人を大きく成長させてくれるんだって実感しています。

全国で奮闘する仲間たち。この絆が、未来を切り拓く力になる。
──同期の仲間に対する想いを聞かせてください。
上本 入社後3カ月間(※)にわたる研修は濃密で、同期との絆がずいぶん深まったと思います。当時は、机を並べて研修を受けて、研修後や週末には一緒に遊びに行って、本当に学校のクラスのような感覚だったよね。
浅野 わかる。友だちでもないし、かといってただの仕事の同僚でもない、不思議な感覚だよね、同期の存在って。
上本 印象に残っているのは、シンガポールとマレーシアに行ったことかな。まさか、研修中に海外に行けるなんて、さすが旅行会社だなって感動しました。
浅野 僕もそれがすごく印象深い!それまで海外に行ったことがなくて、研修が初の海外体験だったよ。すごく良い経験です。
永見 お客様との会話の中で研修の話をすると、「素晴らしい会社ですね」と言ってもらえる機会があるんだけど、とてもうれしい気持ちになります。
北波 地方からの参加だったので研修中はホテルに泊まり込んで、毎朝一緒に研修所に向かったり、休日は遊びに行ったりしたよね。同期同士お互いの距離がとても近くて、今も仕事の悩みもプライベートのことも気兼ねなく相談できる存在です。
浅野 同期が今は全国の職場で頑張っていると思うと、大きな励みになるね。
北波 自分も頑張らなきゃって思うよね。お互いに鼓舞し合って、これからもみんなで成長していきたいね。
※研修期間は入社する年によって変わります。

