SMBC日興証券で、「金融×IT」に挑戦。自分の強みを活かし、「グローバル」を掛け合わせた領域へ。
SMBC日興証券で、「金融×IT」に挑戦。自分の強みを活かし、「グローバル」を掛け合わせた領域へ。
このストーリーのポイント
- 文系出身ながら、スペシャリストを目指してIT領域を志望
- プロジェクトを任され、マネジメントする醍醐味を知る
- 海外経験を活かし、グローバル業務にも携わる
「金融×IT」に惹かれ、システム部門を志望し入社。金融とITを基礎から学び、経験を積んできた。強みである語学力を活かし、現在は海外拠点との連携にも取り組む。
SMBC日興証券株式会社
加藤 あまね
システムセキュリティ統括部リスク管理課 ※取材当時
2022年入社

教養学部心理学科卒。高校時代は地元の道場で空手に打ち込み、卒業後はカナダの大学に進学。「金融×IT」の領域で専門性を磨きたいと考え、総合コース部門別採用のシステム部門へ入社し、システム企画部に配属。3年目にシステムセキュリティ統括部に異動し、現在に至る。
穏やかなカルチャーに惹かれて
高校時代は空手の道場に通い、黒帯審査合格とチームでの全国大会出場を目標に汗を流していました。限られた時間の中で効率よく稽古するために工夫し、毎日反省点を1つはノートに記すことで地道に成長した経験は、私にとって大切な財産になりました。
両親の方針で幼少期はインターナショナルスクールに通っており、グローバルな環境で過ごすことに憧れがあったので、高校卒業後はカナダの大学に進学しました。カナダでは寮生活で、様々な国出身の学生と一緒に過ごしました。習慣や価値観の違いから衝突もありましたが、それらを乗り越えコミュニケーションを取ったことで、自然と多様性を受け入れることの大切さを学びました。この経験は、仕事でも立場や背景の異なる方と接する際に活かされていると感じます。
大学では心理学を専攻していましたが、実験でシステムを活用することが多く、ITによって研究のパフォーマンスを最大限に引き出せると実感しました。この経験から、就職活動ではITの領域に興味を持つようになり、同時に自分の強みである語学力も活かしたいと考えていました。そうした考えで就職活動を始め、たまたま出会ったサイトで私の目に飛び込んできたのが「金融とITのスキルを掛け合わせて活かす」というキャッチコピー。SMBC日興証券のサイトでした。
当時、自身の就職先として金融業界が選択肢になかった私にとってはちょっとした衝撃で、確かに金融×IT、なかでも高度な専門性が必要な証券会社で働くことで、スペシャリストになれるに違いない、と思いました。文系だった私はITの専門的な知識もなければ、金融を学んでいたわけでもありません。それでも不安はなく、むしろ語学という既存の強みに新しい価値をプラスできるチャンスだと受け止めました。
そんな想いで様々な会社を見てきましたが、最終的な入社の決め手は“人”でした。コロナ禍のため面接はWebでしたが、社員の方が配属希望部署のメンバーを一人ひとり丁寧に紹介してくださり、それぞれの個性や強みを大切にする職場なのだと画面越しでも感じました。また、社員の皆さんも親身になって私の話を聞いてくださり、その穏やかな雰囲気に惹かれて、ぜひ私も一緒に働きたいと思いました。

2年目でプロジェクトマネジメントを任される
ITの専門的な知識を持たないまま入社した私にとって、最初の約2カ月の研修はとてもありがたいものでした。内容はクラウドの基礎的な知識やシステム開発の流れなど、システム部門で働く上での基礎となるものが中心です。その後は配属先のシステム企画部で実際の業務に携わりながら、先輩にご指導いただきました。
我々はベンダーではなくユーザーです。ベンダーであればハードやソフトといったシステム起点の発想を重視しますが、ユーザーである我々は、システムを業務で利用する各部署の社員のニーズを最も大事にしています。自社プロジェクトであることから、企画初期段階から関与することができ、フロント部署と同じ目線で案件を進めることになるため、ビジネス感覚を養うこともできます。さらに、プロジェクトによっては上流から下流まで、幅広く経験することができ、大きな成長につながります。業務を通じて、そうした根本的な違いを学んだことは、私にとって非常に大きな糧となりました。
そうした学びを活かす機会が、早くも2年目にやってきました。SMBC日興証券が提供するオンラインサービス「日興イージートレード」に新たな機能を追加するプロジェクトが発足し、そのプロジェクトマネジメントを任されることになったのです。当時は嬉しかったですが、私にこんな大役が務まるのか、という不安もありました。
このプロジェクトは私の所属するシステム企画部が中心となり、実際にシステムを利用する部門を含め計6部署が関わるものでした。もちろんプロジェクトの遂行にあたっては、外部のベンダーとの協力も必要不可欠です。そうした関係者と連携し、プロジェクトをスムーズに進めていくことがマネジメントを任された私の役目でした。
まさに先輩社員から教わったユーザー起点でシステムに向き合う、その実践となったプロジェクトです。先輩方からのサポートをいただきつつも、私にとっては精いっぱい背伸びして挑んだ経験でした。
多くの部署にご協力いただき、プロジェクトは無事に成功。新機能をリリースしたときは、今まで取り組んできたものが実際のサービスという形でお客さまに提供できたことに大きな達成感を得ました。こういった経験から学んだのは、お客さま目線で業務に取り組むやりがいです。お客さまが何を考えているのかを徹底的に考え、実際にシステムに落とし込んでいく。その結果、フロント部署の社員の悩みを解決し、より働きやすい環境を実現することで、その先にいるお客さまに貢献していく。今後もこの価値観を大切にし、業務に取り組んでいきたいです。
リリース後、プロジェクトに携わってくださった方々に「お世話になりました」とメッセージを送ったところ、「こちらこそありがとう」「あのときは助けられました」とお返事をいただけたのも嬉しかったです。以前先輩から「ビジネスとは感謝の連鎖だ」と教わったのですが、このプロジェクトはまさにその言葉通りでした。常に相手の期待値を超えることが感謝を生み、それがさらに期待値を上回ろうというモチベーションに繋がっていく──これこそが感謝の連鎖です。
システムの仕事は、コンピュータではなく人を相手とする仕事です。だからこそ、どうしたら相手に感謝されるだろうと考えながら取り組むことが大切なのではないかと、私は思っています。

金融機関で必要不可欠な「セキュリティ」の分野に携わり、視野は一気に広がった
入社3年目の時、現在のシステムセキュリティ統括部リスク管理課に異動しました。
金融業界はセンシティブな個人情報を扱うこともあって、セキュリティに関しては非常に厳格です。一方で厳しい競争環境の中では、スピード感も強く要求されます。拙速を避け、いかに迅速に応えていくかが私たちには求められています。
業務はクラウドセキュリティやサイバー領域が中心で、例えば業務部門から新しいクラウドサービスを使いたいという申請があったらその可否を判断したり、セキュリティ強化のためのガバナンス構築を進めたり、システムの全社的な安定稼働のため、障害対応の勉強会を開催するといったことに携わっています。いずれの業務もグループを含めた全社的な取り組みであり、私自身の視野が一気に広がった感じがしています。
特にクラウドについては新しいサービスが次から次へと生まれており、対応するためには私自身も常に自分をアップデートしなくてはなりません。知的好奇心が刺激される面白みを味わっています。
海外拠点との連携も重要な業務で、私は本社側の窓口を務めています。日頃接しているのはアメリカ、ヨーロッパ、アジアの数拠点。それぞれの現地に私のカウンターパートとなる担当者がいて、独自のセキュリティ管理を行っています。各拠点には現地の事情や規制があるため、連携を進めるのは簡単ではありません。日本から本社としての方針を伝え、各拠点の事情を反映させつつ、適切なセキュリティ体制の構築を進めています。
業務においては、私の強みである語学力を十分に発揮できています。カナダで身につけた、相手の立場や背景を察しながらコミュニケーションしていくスキルも活かされており、自分ならではの価値が発揮できていることを嬉しく思います。

ロールモデルの多さが安心感につながる
私が部門別採用を選択し、システム部門を志望したのは、特定の領域で専門性を磨き、スペシャリストとしてキャリアを重ねたいと思ったからでした。「金融とIT」のスキルの掛け合わせに、現在はグローバルという要素も加わり「金融×IT×グローバル」の領域で存在感を発揮する人財を目指したいと考えています。
実は海外連携の業務があることは現在の部署に異動するまで知りませんでした。その意味で「グローバル」の要素は、会社が私に巡り合わせてくれたとも言えます。海外で学んだことや幼い頃からのグローバル志向など、私のバックグラウンドを考慮してこうしたチャンスを与えてくれたことに、一人ひとりを大切に育てようとする当社の姿勢を感じます。
これまで働いてきて感じるのは、SMBC日興証券にはロールモデルとなる人財が豊富に揃っていることです。多様な経験、スキルを有する人財が各年次にいるほか、中途入社などキャリアの面でも多彩です。子育てをしながら第一線で働いている女性の先輩も多く、同じ女性としてロードマップを描きやすいと感じます。
お手本にしたい先輩がすぐ見つかると同時に、迷ったときに相談できる先輩が必ずいることは、とても心強いです。
先ほども少し触れましたが、システム部門の仕事は、人対人の仕事です。先輩からも、仕事をするうえで一番大切なことは人とのつながりだと教わりました。
常に感謝の心を持ちながら、人を巻き込んで物事を進めていくことが好きな方、得意な方と一緒に仕事ができたら嬉しく思います。

