原点は「人の役に立ちたい」という思い。SMBC日興証券のコーポレートとして影響力の大きさを実感する。

原点は「人の役に立ちたい」という思い。SMBC日興証券のコーポレートとして影響力の大きさを実感する。

原点は「人の役に立ちたい」という思い。
SMBC日興証券のコーポレートとして影響力の大きさを実感する。

このストーリーのポイント

  • 成長できる環境があると感じて、SMBC日興証券へ
  • 前例のないプロジェクトに挑戦し、ミッションを成し遂げる
  • コーポレートとしてレバレッジの効いた施策を打ち出したい

支店でのリテール営業を経て本社へ。直接お客さまと接する機会はなくなったが、業務の影響力の大きさに、より多くのお客さまへの貢献を感じる。コーポレートならではのやりがいが、そこにある。

PROFILE
SMBC日興証券株式会社

小西 佳祐

証券業務企画部 ※取材当時
2013年入社

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経済学部卒。学生時代はボランティアサークルの活動に打ち込む。入社後は姫路支店で主に個人のお客さまを対象とした資産運用のコンサルティング業務に従事。2016年に経営企画部に異動して中期経営計画策定や機構改革等の業務に携わった後、2024年より現職。

厳しい環境で自分を鍛えたい

私の職業観の根底にある「人の役に立ちたい」という思いは、学生時代に地域商店街の活性化プロジェクトに参加した経験で育まれたものかもしれません。これはボランティアサークルの活動の一環として取り組んだものでした。地方経済衰退の波は私の暮らしていた街に押し寄せていて、商店街の若手経営者の方々から「どうにかして若者に集まってもらいたい」との相談を耳にしたことがきっかけで始まりました。
地元の子ども向けのイベントなどを開催したのですが、お手伝いすることで商店街の皆さんが喜んで下さり、さらにそれが自分たちの楽しみとして跳ね返ってくるという経験をしました。

就職活動のもう一つの軸が「成長できる環境」でした。自分自身を鍛えるために、あえて厳しい環境に飛び込みたいという思いがあったのです。そこでイメージしたのが証券業界でした。目に見えるモノを販売するのではないため、自分自身の人間力やスキルがダイレクトに問われる環境です。
その中でメガバンクグループの証券会社として、独立系証券会社にはないグループの顧客基盤を活かしたサービスが提供できるのではないかと考え、SMBC日興証券への入社を決めました。

最初に配属されたのは、姫路支店です。播州弁には耳馴染みが無かったこともあり、最初の頃は戸惑い、お客さまの前で萎縮することもありました。真夏に汗をかきながら自転車で訪問した帰り道、結果を出せない自分に“何をやっているんだろう”とヘコんだものです。
それでも折れることなくお客さまのもとに足を運んでいると、“お役に立ちたい”という思いが伝わり、次第に資産運用のご相談をいただけるようになりました。結果が出始めたことで2年目は仕事が楽しくなり、3年目には自分に自信が持てるようになって、成長を実感できました。

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前代未聞のプロジェクトに挑む

入社4年目に最初の異動を経験しました。配属先は、まさかの経営企画部。想定外の異動で、全く業務のイメージが湧きませんでした。せっかく資産運用のコンサルティング業務に自信が持てるようになったばかりだったので、新しい仕事には正直不安でいっぱいでしたが、同時に期待もありました。

なぜ私が経営企画部へ行くことになったのか、その理由はわかりません。ただ、今考えてみると、お客さまの開拓に際してもがむしゃらに歩き回るのではなく、ある程度の戦略を立ててから動くタイプでしたので、そうした面が評価されたのかもしれません。

経営企画部では中期経営計画や業務計画の策定、機構改革など、幅広い業務に携わりました。目の前のお客さまだけを見ていた姫路支店時代と違い、経営企画部での業務では会社全体を見る視点が求められました。正直、最初は面食らいましたが、一つひとつの仕事に必死に食らいついていくうちに点と点がつながって線になっていく感覚がわかるようになり、それに伴って広い目で会社全体を見ることができるようになっていきました。
当時の社員数は約1万人。その先には何百倍ものお客さまがいます。自分の業務の波及効果は身震いするほど大きいわけで、若手のうちからこうした仕事にチャレンジできることに喜びを感じました。

経営企画部時代で印象深かったのは、平成から令和へと元号が切り替わる「天皇の即位の日」の祝日化により発生した10連休への対応でした。連休ですから当然東京証券取引所も休場です。一方で米国の証券取引所は通常通り稼働しています。株価の急変動による損失回避や投資家保護の観点から、連休中の米国株取り扱い体制を新たに構築することが求められました。
システムが使えない状況で、人手を頼りにした顧客対応や決算フローを作り上げていくことは非常に難易度が高く、経験者もいなかったため、立ち上げから推進まで一つひとつ手探りで課題をクリアしていく必要がありました。特に関連する部署との調整は困難を極め、非常に苦労しました。
そのとき上司がくれたのが「もっと対面でのコミュニケーションを取るべきだ」というアドバイス。向かい合って話し合ってこそ、より確実かつ迅速な合意形成が図れるというわけです。このアドバイスに力を得て、何とかこのプロジェクトをやり遂げたことは、私にとって大きな自信となりました。
10連休によって生じるお客さまへの影響を最小限に抑えたいという社会的使命感のもとでの取り組みでしたが、「人の役に立ちたい」という私の原点を思い出すこともでき、初心に返ることができた点でも印象的なプロジェクトでした。

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影響力の大きさが醍醐味

経営企画部から現在の証券業務企画部へと異動したのは、入社12年目のことでした。これも私にとっては想定外の異動でしたが、どんな環境においても全力を尽くすことが自分の成長につながると思っていたので、ポジティブに受け止めました。
経営企画部での経験は、大きな自信になっていたので、証券業務企画部で新たな業務に取り組む際も、その自信をエネルギーに主体的に前へ進んでいけると思いました。

証券業務企画部での業務は、文字通り時代の変化に合わせて証券業務そのものを見直して再構築していくことで、金融商品取引法の改正対応等がその一例です。
現在推進しているのは、顧客帳票の原則デジタル化対応のプロジェクトです。デジタル化の時代にも関わらず、証券会社にはいまだに紙文化が色濃く残っています。こうした状況を変革し、デジタル化を進めていくことがこのプロジェクトのミッションで、具体的にはお客さまとのコミュニケーション手段をオンライントレード「日興イージートレード」へとシフトしようとするものです。プロジェクトの推進には多様な専門性を持つメンバーとの協働・連携が不可欠であり、持ち前のコミュニケーション力に加えて、これまでの関連部署との調整に苦労した経験も十分に活きていると感じています。

営業・トレーディング部門といったフロントビジネスを支えるのが、コーポレートの役割です。外部からは見えづらい存在で、縁の下の力持ちと表現する人もいます。
それは間違っていないのですが、より本質的には、“支える”というより“レバレッジを効かせる”という表現の方が適しているように感じます。例えば、仮に10分の業務効率につながる仕組みを構築したとして、それが社員全体に波及することでとんでもない掛け算による効率化が生まれることになりますし、その先にいるお客さまへの価値も大きなものになります。それほど大きな影響力を発揮するのがコーポレート部門の魅力です。脚光を浴びることは少ないかもしれませんが、レバレッジを効かせられたと実感できたら心の中でニヤッと笑う、そんな瞬間が醍醐味です。

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どんなポジションでも、初心が変わることはない

私が大切にしているのは、あるときに社長が私たち社員に向けて語ってくれた言葉です。
「経営者が背負っているのは社員だけでなく、その先にいる家族の生活まで背負っている」
その重い覚悟のもとで仕事と向き合っているという意味の言葉で、私の心に非常に強く残っています。レバレッジを効かせられる仕事に就いている今だからこそ、大勢の社員やお客さまに影響を与えられることを自覚し、社長の言葉を胸に秘めながら仕事と向き合いたいと考えています。

今後しばらくはコーポレートとして経験を重ねていくつもりで、将来のキャリアについて具体的なイメージは特にありません。いずれ支店に戻って再びお客さまと直接向き合うことがあるかもしれません。ただ、どんな業務に就くことになっても、入社当初の志である「人の役に立ちたい」という想いはずっと変わらずに持ち続けていきたいと思います。

私が一緒に働きたいと考えているのは、「諦めの悪い人」です。営業の仕事なら、どんな状況でも根気強く相場とお客さまに向き合える人。企画の仕事なら、本当にこれでいいのかと自分に問いかけてアイデアを突き詰められる人。決して簡単に投げ出さず、とことん自分を追い詰めることのできる方に期待したいと思います。
当社には、若手にも大胆にチャレンジさせてくれるカルチャーがあります。私自身がその中で様々なプロジェクトに携わってきました。これから入社される方にも、多くのチャンスが用意されていることでしょう。ぜひチャレンジしていただきたいと思っています。

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