自らが成長し続けることで、クルマの進化を支えていきたい。

自らが成長し続けることで、クルマの進化を支えていきたい。

自らが成長し続けることで、
クルマの進化を支えていきたい。

このストーリーのポイント

  • ネットワークの技術をクルマの変革に活かそうと入社
  • 若手のうちから責任ある仕事を任されることで成長
  • 進化の最前線で、自らの貢献を実感する

これからクルマづくりには情報系技術者の力が必要だ──。その言葉に心を動かされてスズキに入社。100年に一度といわれる変革期の中、エンジニアとしてクルマの進化を支えていることを実感している。若手のうちから存分に力を発揮できる環境も大きな魅力だ。

PROFILE
スズキ株式会社

坪田 穫

四輪電子システム開発部 情報電子システム開発グループ
2016年入社/工学研究科情報工学専攻修了

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愛知県出身。ネットワークの研究で培った専門性を自動車メーカーで発揮したいと考え、スズキに入社。以来一貫して情報電子システム開発グループで制御コントローラの仕様検討・評価を担当している。

ネットワークの専門性を活かすために

小学校でサッカー、中学ではテニス、高校は弓道と、様々なスポーツを経験しました。飽きっぽいのかもしれませんね。そんな私が大学で4年間続けることになったのがバドミントン。大会での勝利をゴールと定めて、それを達成するためにどんなトレーニングメニューをクリアすればいいかを考える、そんな戦略的な取り組みが面白くて長続きできました。結果的に学生時代に一番打ち込んだことがバドミントンになりました。

専攻は情報工学でした。漠然とシステムエンジニアやプログラマといった進路をイメージして選んだ道でした。大学院ではネットワークについて研究。就職活動ではこうした専門性を活かせる仕事を考えました。
特にIT系や通信系に絞っていたわけではなく、幅広い業界を見てみたいとの思いで、合同説明会に参加して様々な企業の話を聞きました。自動車メーカーもその中の一つだったのです。ただ正直なことを言うと、ネットワークという専門性を活かせるかどうかはわかりませんでした。やはり機械系のエンジニアが中心になって活躍する業界というイメージが強かったのは間違いありません。

そうしたイメージが変わったのは、スズキのセミナーでした。「これから自動車の世界では大きなイノベーションが起きる」「スマホのように、ソフトウェアがクルマを制御するようになる」。
そうした話に私はワクワクし、自分も自動車のイノベーションに貢献できるのではと思うようになりました。ですから自動車業界を選んだというよりは、スズキを選んだというのが私の就職活動です。

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自分で考え、チャレンジさせてくれる

最終的にスズキへの入社を決めた理由は、社風、雰囲気でした。就職活動を通じて人に対して優しく、穏やかな社員が多いと感じたのです。これは採用担当者だけでなく社員全体に共通して感じたことでしたから、会社のカルチャーそのものだと確信しました。この印象は今もまったく変わっていません。職場にはとても穏やかな空気が漂い、誰とでも気持ちよく接することができます。長く働く上でこうした社風は、とても大切なことだと改めて実感します。
私の両親は関西出身で、子供の頃は当時住んでいた愛知県から関西まで長距離ドライブに連れていってもらったものでした。クルマ好きの父は、スズキへの入社を決めた私の選択をとても喜んでくれました。

入社後、工場の生産ラインでの組立や販売会社での営業といった研修を経て、現在の部署に配属されました。
先ほどもお話ししたように自動車は大きな変革のときを迎えており、特にCASEがこれからの開発競争を制すると言われています。CASEとは、Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared & Services(カーシェアリングとサービス)、Electric(電気自動車)の頭文字をとったもので、私がスズキに入社した頃から注目されるようになりました。私はCASEのConnectedに関わるソフトウェア開発も担当しています。

当然のことながら新人の頃は右も左もわかりません。職場の先輩のもと、OJTで学んでいくことになりました。従来はなかったConnectedの領域に関わる技術の開発ですから、仕事のマニュアルのようなものが当時はなく、すべてが新しい取り組みでした。自分で考え、新しいものを生み出していかなくてはなりません。先輩も私に対し手取り足取りで指導するのではなく、参考資料を示しながらヒントを与えてくれて、あとは自分で考えさせてくれました。もちろん新人ですから自分で考えても間違うこともあるし、やり直すこともありました。けれどそのおかげで常に自分の頭で考え、工夫する習慣が身についたと思います。
当時は「もうちょっと教えてくれてもいいのに」と不満に思うことがなかったわけではありませんでしたが、今振り返るとこのおかげで成長スピードも速かったと思います。スズキならではの人材育成ではないでしょうか。

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自分の携わったクルマが走る醍醐味

2年目から3年目にかけて担当した仕事は特に印象深いものとなりました。電装コントローラのソフトウェア設計の仕事です。
私が設計を担当している電装コントローラは、ドアの施錠・解錠、プッシュスイッチでの電源オン・オフ、車内外の照明のオン・オフなど、ドライバーの操作に反応して車両の様々な機能を制御する装置です。その当時、交通法規の改正が行われたため電装コントローラの機能も変えなくてはならず、その検討や設計を担当することになりました。法律がからむことなので、仕様一つを検討するにも社内のシステム関係者との連携が必須となり非常に責任のある仕事でした。

当初は自分にはまだ荷の重い仕事だというのが正直な思いでした。これも新人時代同様、あえて責任ある仕事を任せることで成長を促そうとするスズキ流のやり方なのでしょう。
仕様検討を繰り返し、社内での機能説明も乗り越えて、無事に法律に準拠する機能を実現。私の担当した部品は予定通りに市場に投入されることになり、量産化を経て、今実際に街を走っています。その姿を直接目にすると、胸が熱くなります。ものづくりの醍醐味が、そこにはあります。

100年に一度の変革期にあると言われる自動車業界。私自身は入社以来同じ電装コントローラの開発チームに所属していますが、まさに激動の中にいると感じています。機能の進化によって部品への要求も高度化し、部品点数も増えていきます。自動運転のクルマの実用化も秒読みの段階にあり、私たちエンジニア自身もさらに進化しなくてはなりません。
市場のニーズに応えるだけではなく、市場のニーズを先取りしてイノベーションをリードしていく。そんなダイナミックな取り組みを続けて、スズキのクルマの価値を高めていきたいと考えています。

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クルマはまだまだ発展途上だ

入社前、クルマは既に成熟した工業製品という印象を持っていました。しかし実際は成熟なんてとんでもない。見た目は大きく変わってなくても、その中身はかつてない変革の真っ只中にあるのです。私にとっては驚くべきことで、このようなタイミングでエンジニアとして活躍できていることには本当に感謝しています。そして若手のうちから責任ある仕事を任され、成長させてもらっていることに、本当に恵まれていると感じます。

実は1ヵ月前に初めての子供が生まれました。男の子です。スズキでは男性社員でも育児休業を取得でき、私も連休と育児休業をうまくつなげて、休みを取りました。家族との時間を大切にすることを推奨してくれる、そんな社風はとても心地よいものです。
男の子ですから、いずれ乗り物に興味を持つようになるでしょう。そんなとき、これはお父さんがつくったクルマだよと見せている姿を想像します。そんな夢をもてるのも、仕事としてものづくりを行う魅力です。

クルマの進化は今後ますますスピードアップしていくことでしょう。見た目は同じ部品であっても、入社後に触れたものと現在触れているものでは、機能的にまったく別のものに進化している部品もあります。エンジニアとしては今後さらなる進化をリードするためにも、常に自分自身をアップデートし、先進の技術を吸収していきたいと考えています。
入社当時からの気持ちを忘れずに、これからも技術をキャッチアップしていくつもりです。私自身の進化にも終わりはありません。

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