決して“NO”と言わないこと。それがアテナのBPOサービスに携わる私の誇り。
決して“NO”と言わないこと。それが
アテナのBPOサービスに携わる私の誇り。
このストーリーのポイント
- 人の“素”を見て、大切にしてくれる社風に惹かれる
- 大手メーカーのご要望に応えて、きめ細かく業務を代行
- システムリニューアルにも参画。足跡を刻むことができた
ロジスティクスセンターに所属し、担当クライアントの業務効率化の支援に携わる。困ったときに頼りにされるパートナーとして、あらゆるご要望に対応。不可能を可能にすることに、やりがいを感じる。
株式会社アテナ
小林 さつき
MLイノベーション本部
ロジスティクスサービス部
2018年入社 音楽学部器楽専攻卒

実地研修を経て、自ら希望したロジスティクスサービス部に配属される。以来、一貫して大手メーカー担当としてBPOサービスに携わる。
“何をするか”より“誰と働くか”を重視して
ヴァイオリンに出会ったのは小学校2年生のとき。近所でヴァイオリン教室を開いていたお姉さんがきっかけでした。もともと1つのことに長く打ち込むのが得意だったこともあって、以来、音大を卒業するまでヴァイオリンに打ち込みました。両親には感謝しています。
ヴァイオリンに限らず、どんなに練習が辛くても1つの曲が弾けるようになると、もっと上手くなりたいという気持ちが湧いてくるのが楽器です。上達するためには地味な練習をひたすら続ける以外に道はありません。おかげで忍耐力や精神力はずいぶんと鍛えられたと思います。
もう一点ヴァイオリンに打ち込んでよかったと思うのは、指導の先生や高名な演奏者に接することを通じて、年上の方、目上の方に対する礼儀や言葉づかいが自然と鍛えられたことです。これは仕事に直結するスキルといえるでしょう。
改めて言うまでもなく、音楽で生計を立てることは容易ではありません。周囲にはそれでも音楽の道を志す仲間が多かったですが、私は早くから企業に就職することを決めました。ヴァイオリンを十分にやり切ったという思いもあり、後悔はなかったです。
就職活動は特に業界を絞らず、幅広い企業に足を運びました。そこで直面したのが、音大出身ならではのハンデでした。面接や面談に臨んでも「なぜ音楽の道に進まないのか」といった質問から始まるのが常で、時には音楽以外の強みはないのではという見方をされたと感じたこともありました。ネガティブなバイアスがかかっているというのが、率直な感想だったのです。その経験から私は、自分という人間の等身大の姿をまっすぐに見てくれる企業に入りたいということを企業選びの“軸”にしました。
その中で出会ったのが、アテナでした。
アテナの面接は、ちょっとした衝撃でした。一次面接は人事の担当者と、二次面接は社員とそれぞれ1対1で1時間ほどお話ししたのですが、テンプレの質問はまったくなく、ほとんど雑談のようなトークに終始したのです。こんな面接は初めてでした。
おかげで私も肩ひじを張らずに会話を楽しむことができ、自分の考え方や価値観も飾ることなくお伝えできたと思います。その結果、あるがままの私自身、“素”の私自身を表現できたので、この会社はバイアスをかけずに私という人間を見て、評価してくれていると感じました。“何をするか”よりも“誰と働くか”を重視していた私にとってこの経験は大きな決め手となり、こうした方たちに囲まれて働きたいと考えて入社を決めました。
このときの印象は今もまったく変わりません。長く働いてこられた理由の一つだと思っています。

クライアントの多様な要望に応え、業務効率化に貢献する
入社してすぐに行われた実地研修のことは今もよく覚えています。私たち新入社員が3つのチームに分かれ、ローテーションしながら全部署の業務を体験するというものでした。1つの部署で1週間の実務体験をするため、業務理解が深まると同時に、先輩社員としっかりコミュニケーションする余裕もありました。若手からベテランまで幅広く接する中、入社前の印象どおり、人間としてしっかりコミュニケーションできる方ばかりだと改めて感じました。
つい最近、退職された方がいたのですが、仕事では1、2回しか関わっていないにもかかわらず、研修時代の私のことをよく覚えてくれていて、わざわざ挨拶に来てくださいました。こうした温かい人間関係はアテナの大きな魅力です。
アテナでは東京・名古屋・大阪にロジスティクスセンターを保有し、クライアントにBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供しています。ロジスティクスセンターではクライアントの販促材や商品サンプルなどをお預かりし、全国の営業拠点や販売店などに、ご要望どおりのタイミングでお届けする業務を担っています。
例えば新製品の発売に合わせて販促用のPOPやカタログなどを各販売店に発送したり、営業担当者が取引先にお持ちするサンプル品を組み合わせてお届けしたり。私たち生活者が普通の生活でBPOサービスの存在を意識することはほとんどありませんが、様々な商取引が円滑に進むように支えている、黒子のような存在です。
就活生の皆さんも、ロジスティクスセンターと聞くとモノを保管している単純な倉庫をイメージするかもしれません。しかし、単に物品をお預かりするのではなく、クライアントの業務の一部を代行することでコストダウンや業務の効率化に資することが、ロジスティクスセンターのミッションなのです。
入社以来私が担当しているのは、世界的な電気素材メーカーです。こちらの会社は数多くの製品を製造・販売しており、例えば「全国のホームセンターに新商品のサンプルを届けてほしい」「営業担当者が取引先に粗品としてお渡しするギフトボックスを送ってほしい」といったご要望が寄せられます。時には「カタログに誤植があったので、発送の際は正誤表を挟んでほしい」といった急ぎのご要望も。私はそれらにお応えし、倉庫でお預かりしているサンプル品等を適切なタイミングで発送するまでの工程を設計し、現場の作業員さんに指示を出しています。
ご依頼の案件一つひとつが異なり、時には一筋縄ではいかないような“無茶振り”に近いご相談もあります。その際も決してお断りするのではなく、どのようなやり方をすればご要望にお応えできるかを考え、「この方法なら可能です」と提案しています。
どんなご相談が来ても絶対にNOと言わない──。そんな姿勢を貫いていることが、クライアントからの信頼に結びついていると感じます。

貫いているのは、絶対に何とかするという姿勢
クライアントから電話がかかってきたのが夕方の4時。聞こえてきたのは「明日の北海道の展示会に必要な販促物を忘れた。何とか届けられないか」という焦った口調の言葉でした。
普通に考えればとても無理です。けれどNOと言わないのが、私のポリシー。すぐにトラックを手配し、たった一つの荷物を羽田空港まで運んでもらいました。羽田空港では予約してあった最終便に間に合わせることができ、北海道では待機していたトラックが朝6時に荷物を受け取って展示会場に直行。何とか開場前の朝8時に届けることができました。
まさに不可能を可能にすることができた案件で、クライアントからは「本当に助かりました」と感謝の言葉をいただきました。しびれるような体験ではありましたが、これがBPOサービスの醍醐味であり、縁の下の力持ちと言われるゆえんです。
こうした姿勢、マインドは私だけでなく、アテナの全員に共通するものです。
誰かが厳しい案件を抱えていたら周囲の皆が手伝うし、「助けて」と手を挙げる人がいれば必ず別の誰かが手を差し伸べます。部署の違いや先輩後輩の垣根はまったくなく、全員が助け合うカルチャーがあります。ロジスティクスセンターに限ったことではなく、本社をはじめとする他部門との連携においても同様です。
就活の面接で私は“素”を見てくれる風土があると感じましたが、まさにそれがこうした風通しのよさ、円滑なコミュニケーションにつながっているのではないでしょうか。人間関係の心地よさは、業務のクオリティにも反映されるのです。
こうした経験を積み上げてきて、最近私が参画したのが、担当しているクライアントと当社を結ぶ受注システムのリニューアルプロジェクトです。既存のシステムは構築してからかなり年数がたったものであり、業務効率化のためにも全面的なリニューアルが必要となって立ち上がった取り組みでした。
もちろん中心となったのはアテナのデジタル部門のエンジニアたち。私はシステムを実際に利用するユーザの立場としてのアサインでした。ITの専門知識をほとんど持ちあわせていない私にとって大きなチャレンジでしたが、ユーザとしての視点でシステムの要件を固めていく経験は大変貴重なものでした。エンジニアにとって耳の痛いことを言わなくてはならないときも、これがユーザの立場の責任と考えて発言。衝突も経験しましたが、おかげでクライアントにも満足いただけるシステムが完成しました。
新しいシステムは今後長く稼働する見通しで、私も自分の足跡を刻むことができたと自負しています。こうしたチャンスを与えてくれた会社には感謝しています。

仲間からも、困ったときは頼りにされる存在に
新人時代からずっと同じクライアントを担当し、確かな信頼関係を築くことができたので、今後も引き続きロジスティクスセンターで経験を積んでいきたいと考えています。どんなに難しいご相談でも絶対にNOと言わないという気持ちに変わりはありません。
ロジスティクスセンターの開放的でフランクな雰囲気が大好きなので、新入社員が入ってきたらすぐに溶け込めるようにサポートしたいですし、クライアントだけでなく、一緒に働く仲間からも「困ったときには何とかしてくれる」と頼りにされる存在を目指します。
ロジスティクスセンターに限らず、BPOサービスはかなりマルチタスクな仕事だと感じています。調整役という側面も強いため、常に全体に目配りしながらバランスをとりつつ、複数の業務を進行しなくてはなりません。想定外の出来事が発生するのも珍しくないので、臨機応変に対応し、必要であればためらうことなく他の人に頼ることも大切です。
人とコミュニケーションすることが好きで、調整役としての仕事に興味がある方には、ぜひお薦めしたいと思います。
入社9年目となり、後輩の育成も私のミッションとなりました。
私自身が人に支えられながら伸び伸びと仕事に取り組むことで育ってきたように、後輩にも伸び伸びと育ってもらいたいと考えています。アテナは社員同士で役職や年齢を意識するような社風ではありません。後輩にも、自分の思ったことを自由に言ってほしいですし、遠慮せずに意見をぶつけてもらいたいと考えています。そんな環境を受け継いでいくことも、これからの私の役目です。

